【Power Automate】addToTime関数

関数
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addToTime関数を利用すると、「現在日時」や「メールの受信日時」等の日時から、指定した時間を追加することができます。

前月を出力したい、なんてときに便利ですね。

もちぱん
もちぱん

はい!
秒 ~ 年までの時間を加算・減算できるので、利用頻度の高い関数です。



addToTime関数の構造

addToTime関数では、4つの引数を設定します。

1. 指定日時加算 / 減算 対象の日時を指定します
ダイレクトに日付を入力する際は、「” (クオテーション)」を忘れずに
2. 追加時間加算 / 減算 したい時間数を指定します
3. 時間単位加算 / 減算したい時間単位を指定します
「” (クオテーション)」を忘れずに

単位は下記から選択してください
・Year
・Month
・Week
・Day
・Hour
・Minute
4. 日付のフォーマット (任意)出力する日付のフォーマットを指定します
「” (クオテーション)」を忘れずに

例:
yyyyMMdd → 20250223
yyyy/M/d → 2025/2/23




 「addToTime関数」を説明しているMicrosoft公式記事はこちら



 日付のフォーマットについて説明している本ブログの記事はこちら


 

使用例

現在日時(世界協定時刻)に9時間(日本の時差分)を追加

addToTime(utcNow(),9,'Hour','yyyy-MM-dd HH:mm')
2025-02-23 22:02


もちぱん
もちぱん

第一引数に、「utcNow()」関数を入れることで、UTC(世界協定時刻)の現在日時を動的に出力できます


 

先月の月を取得

addToTime(utcNow(),-1,'Month','M月')
2月

もちぱん
もちぱん

第二引数に、「-1」とマイナスを入力することで時間を減算することができます

関数
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