【Teams】ブレークアウトルーム作成方法をしっかり解説

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大人数で会議を開催したとしても、即席で少人数用の会議ルームを開くことができ、コミュニケーションを活発化できる、ブレークアウトルーム。
今回はその作成方法や基本的な設定をしっかり解説していきます。

本記事は、会議中にブレークアウトルームを開く方法を記載していきます。
事前設定を行いたい場合は、下記の記事を参照してください。



作成時の前提条件

  • 開催者、もしくはブレークアウトルームの管理者がブレークアウトルームを設定すること
    ※管理者の設定方法はこちら
     
  • 開催者・管理者はWindowsもしくはMac PCを利用し、ブレークアウトルームを設定すること
    ※参加者の場合は他のデバイスでもブレークアウトルームに参加できます
     
  • プライベートチャネルでの会議ではブレークアウトルームの作成不可
     
  • 50部屋以下、かつ300名以下で設定すること

作成・操作方法

まずは通常通り会議に参加してください。


↓「ルーム」のアイコンをクリックします

ルームアイコンをクリック



↓割り当て方法を選びます。自動を選ぶと人数と部屋数に応じて自動的に割り当てされます。

割り当て方法ー自動



↓手動にすると部屋とユーザーを自分で選択できます

割り当て方法ー手動



↓「開く」をクリックすると、参加者がブレークアウトルームに移動します!

ブレークアウトルームを開く



↓開催者はルーム名の横の「…」より、好きな部屋へ自由に移動可能です

開催者の部屋移動

※メインルームに戻る際は、移動したルーム先で「退出」をクリックすればOKです。


↓メインルームでは、開催者が全ルームに向けてアナウンスをすることも可能です。



↓ブレークアウトルームを終了したい際は、メインルームで「閉じる」をクリックします

ブレークアウトルームの終了


以上、ブレークアウトルームの作成&操作方法でした。

定期的な会議やチャネルミーティングでブレークアウトルームを設置した場合、次の会議でも割り当てたルームとユーザーの情報は引き継がれます。

しかし、60日間部屋を利用しなかった場合は有効期限が切れます。
その場合は新しく部屋を追加するか、1からブレークアウトルームを作成しなおしてください。

知っておきたい便利機能

ブレークアウトルーム開始前に利用できる4つのアイコンについて説明します。

ブレークアウトルームの4つのアイコン

①ルームを追加
50個まで部屋を追加することができます(最大300名)
※ブレークアウトルーム開始後でも追加可能です。

②会議室を再作成
1から会議室を作成しなおすことができます。
 
③会議室を削除
会議室をすべて削除できます。

会議室の設定
ブレークアウトルームをコントロールするための設定をカスタマイズできます。

会議室の設定

「⚙会議室の設定」では、このような画面が表示されます。

設定できる4つの項目


以下に簡単に説明していきます。

発表者を割り当てて会議室を管理する

開催者以外にブレークアウトルームを管理してほしいユーザーがいたら、ここに追加します。(最大10名まで)
追加された発表者は、会議の開催者同様の権限を得てルームをコントロールできます。

管理者として設定できるのは、「発表者」の役割を持つ組織内のユーザーのみです。

時間制限を設定

制限時間を設けることができます。
時間が来たらメインルームに呼び戻されます。

会議室にユーザーを自動的に移動する

ブレークアウトルームとメインルームの行き来を開催者が強制的に行うかどうかの設定です。

  • ON 
    →開催者が参加者のルーム移動を強制的に行うことが可能
     
  • OFF
    →開催者が参加者にルーム移動を促すと、ポップアップが表示され、参加者の任意で移動できる
スイッチOFF時のポップアップ

↓ブレークアウトルームに移動する時

ブレークアウトルームに移動する際

↓メインルームに戻される時

メインルームに戻る際
メインルームに戻らず、そのまま会議を退席することも可能

ユーザーがメインの会議に戻ることができるようにする

ブレークアウトルームに移動中でも、常時メインルームに戻ることができるボタンが表示されます。

戻るボタンでメインルームへ


以上、ブレークアウトルームの作成・設定方法でした。

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