※本記事は、Power Automate基礎習得パス(#PA基礎)の第5弾です。
作成したフローはPower Automateの「マイフロー」内に保存されています。
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本記事では、初心者の方でも覚えておきたい、既存のフローの管理方法を紹介いたします。
この記事でわかること
- フローの編集・削除等の管理方法
各フローの「︙」メニューからできること
対象のフローにマウスを重ねると、「︙」(より多くのコマンド)を選択できます。
「︙」をクリックすると表示される各メニューをピックアップして紹介いたします。
![](https://mochi-pan.com/wp-content/uploads/2024/05/image-119.png)
メニュー | 説明 |
---|---|
編集 | フローの編集画面へ遷移します。 作成したフローの再編集を行いたい場合にクリックしてください。 |
共有 | フローの共同所有者を追加できます。 ※詳細は別記事にて紹介予定 |
名前を付けて保存 | フローの複製ができます。 Power Automateではバージョン管理ができず、変更後元に戻すことができません。 フローに大きな変更を行う前に、複製してバックアップを取ることを推奨します。 |
コピーの送信 | フローのコピーを組織内の人に送信できます。 ※詳細は別記事にて紹介予定 |
エクスポート | フローをZipファイルにエクスポートして社員へ送付できます。 ※詳細は別記事にて紹介予定 |
実行履歴 | フローの実行履歴を確認できます。 フローが失敗した際に、詳細確認ができるためとても大事な機能です。 ※詳細は別記事にて紹介予定 |
オフにする | フローをオフにして停止できます。 ただし、一部のフロー*は再度オンにした際にオフの間のフローも全て実行されるので要注意です。 *「ポーリングトリガー」と呼ばれる種類のトリガーを利用した場合 |
削除 | フローを削除できます。 復元できないので要注意です。 |
詳細 | フローの詳細画面に遷移します。 |
詳細画面でできること
詳細画面は以下のようになっています。
![](https://mochi-pan.com/wp-content/uploads/2024/05/image-121-800x335.png)
「編集」・「共有」等のボタンが画面上部にあり、「︙」メニューでできることと共通していることも多いですが、この画面では、一目で様々な情報を得ることができます。
- 作成日時・更新日時
いつ作成され、いつ最終更新があったのかを確認できます。
最終更新日から3ヵ月が経過しようとしていて、かつその期間に一度も実行されていないフローは無効化されますが、再度フローを更新(上書き保存)することで、それを回避できます。
- フローの実行履歴
最近の実行が失敗しているか、成功しているかを一目で確認できます。
- 接続
Outlook、OneDrive for Business等の各コネクタが誰のアカウントに紐づいているかを確認できます。
フローを複数人で共有している場合に、参照することがあります。
- 共同所有者
フローを共有している人のアイコンと名前が表示されます。
また詳細画面では、フローの概要の説明を追加できることです。
フローを同僚等に共有して運用する場合、「詳細」欄の右上にある「編集」より、フローの簡単な説明を記載することができます。
![](https://mochi-pan.com/wp-content/uploads/2024/05/image-122-800x266.png)
簡単に説明を入力します。最大1024文字まで入力可能です。
※フロー名も変更可能です。
![](https://mochi-pan.com/wp-content/uploads/2024/05/image-125.png)
保存後、ページを再読込することで、説明が反映されます。
![](https://mochi-pan.com/wp-content/uploads/2024/05/image-124-800x268.png)
まとめ
本記事では、#PA基礎 第5弾として、作成したフローの管理方法をお伝えしました。
合計5回の基礎習得パスで、一番最初に知りたいPower Automateの下記の基礎知識を紹介させていただきました。
- Power Automate(クラウド版)で面倒な繰り返し作業から解放されよう!
- Power Automateとは?
- Power Automateの活用事例
- ライセンス等の利用条件
- スケジュール済クラウドフローでTeamsチャネルにリマインド
- 「スケジュール済フロー」の利用方法
- フローの編集画面の利用方法
- フローの保存とテスト方法
- 「トリガー」と「アクション」とは
- 「コネクタ」とは
- インスタントクラウドフローでOneDriveのファイルを移動
- 「インスタントフロー」の利用方法
- 「動的なコンテンツ」とは
- 繰り返し処理 (for each) の仕組み
- 自動化したクラウドフローでメール添付ファイルを自動保存
- 「自動化したフロー」の利用方法
- 条件分岐の利用方法
- これだけは知っておきたい、フローの管理方法
- フローの編集・削除等の管理方法
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